Tele-Sentientは、様々な目的のセンシング・システムに適合するために、多くの機能をソフトウェアにより設定可能としています。
Tele-Sentientの主なセンシング対象として、屋外の建造物や農場、大規模工場の設備などを想定しています。
これらのセンシング対象は、比較的緩やかに変化する状態を長期に渡りモニタリングすることが求められます。
長期に渡りセンシングを行うために、個々のセンサ・ノードの消費電力を極力低く抑える必要があります。
Tele-Sentientでは、指定される動作モードからシステムの振る舞いを規定します。
これにより、システム的観点で、電力供給、電力消費をコントロールすることが出来ます。
また、センシングを行っていない待機時には、タイマー以外の回路は、すべて電源オフする仕組みを構築しています。
これによって、不要不急な電力消費を抑え、市販の乾電池やソーラー発電によりチャージされるバッテリ(ソーラーバッテリ)で、長期間の動作を可能としています。