2024.09.18
今回も引き続き、当社において導入実績のあるIoT適用事例についてご紹介いたします。
・「温度監視システム」による「工場設備の災害防止・検出」への適用
要約しますと「温度センサと無線を使って工場設備を監視するシステム」です。
本システムは「温湿度センサ」を利用して、PLC設備やモーターなどの工場設備の温度をモニタリングする事により、工場設備などの異常をいち早く検知し、火災などの事故が発生する事を未然に防ぐことを目的としています。
工場設備に設置されている各子機によりセンシングされた温湿度データは、920MHz帯のワイヤレスセンサーネットワークを使用して、中継機または親機(小型LinuxPC)に定期的に伝送されます。
親機はLTEルーターを利用して、センシングデータをクラウドサーバーにアップロードするというシステムです。
クラウドにアップロードされた温湿度データは、スマートフォンやタブレットを使用して確認する事ができます。
また、設定した温湿度を超えた値を検出した場合に、GUI画面への警告表示や予め設定されたメールアドレスへの通知を行う事ができます。
以前は人手によって行っていた、目視確認作業などを解消することに貢献しております。
次回は、当社が考える未来のIoTについてご紹介いたします。