2024.09.18
今回からは、当社において導入実績のあるIoT適応事例についてご紹介いたします。
・「圃場監視システム」よる農業の「見える化」への適用
要約しますと「センサと無線を使って農場を監視するシステム」です。
土壌センサや気象センサを使用して、圃場の施肥情報や天候情報の取得を目的とするシステムです。
子機に接続されております土壌・気象センサなどのセンシングデータを、920MHz帯のワイヤレスセンサーネットワークを使用して親機に伝送し、親機からは3G回線を利用して、センシングデータをクラウドにアップロードするというシステムです。
クラウドにアップロードされたデータは、スマートフォンやタブレットなどを使用する事により、圃場の天候情報や施肥情報、農作物の生育状況を確認する事ができます。
クラウドに蓄積された土壌・気象センサのデータと収穫情報を元にシミュレーションを行い、農作物の育成管理に役立てる事を目的としております。
昨今は農業においても担い手や人材不足が問題視されておりますが、IoT技術によって作業の効率化や、農作物の健全な生育に貢献出来れば良いと考えております。
次回も引き続き、当社において導入実績のあるIoT適用事例についてご紹介いたします。