「送迎バス監視システム」の取り組み

昨今のニュースや報道番組において、送迎バスの車内に取り残された園児が死亡するという痛ましい事件や、デイサービスなどにおいても高齢者の置き去り事件について取り上げられており、送迎バスへの置き去りに関する問題がクローズアップされるようになりました。
弊社はこのような問題に対して、IoTを活用したソリューションの提供を検討しており、送迎バスを想定した環境において、弊社のIoTシステムを使用して評価を実施しました。
今回は弊社が注目しておりましたCO2センサを使用して、社内環境における人の有無を検出できるかどうかという事を検証しました。
検証結果としましては、エンジン停止後に窓を全て閉じた状態であれば、CO2濃度の上昇により人の有無を検出することは可能ですが、窓を開けた状態の場合は換気効果によりCO2濃度が減少するために人の有無を検出することはできないということがわかりました。
今後はCO2センサのみではなく、他のセンサ（人感センサ等）を併用した評価を行っていきたいと考えております。