「侵入者検知＆撃退システム」の実証実験を行いました

昨今のニュースや報道番組において、鳥獣などによる農作物の食い荒らし被害や、比較的高価で販売されているフルーツなどの盗難被害が増加傾向にあると取り上げられております。
弊社はこのような問題に対して、IoTを活用したソリューションの提供を検討しており、山梨県の某農業団体・農家さまにご協力頂き、弊社で開発しました「侵入者検知＆撃退システム」の実証実験を行いました。（2022年10月～11月の期間）
基本的には人感センサにより人・動物を検知し、警報音・照明で撃退を行う装置を設置しました。
設置させていただきました農家さまは、主に猪によるトウモロコシの食い荒らし被害が発生していた畑を所有されている農家さまです。
二か所の農地に設置させて頂き、一箇所は設置後に食い荒らしの被害が無くなりました一方で、もう一箇所は被害を無くすことはできませんでした。
人感センサはのみでは草木などの影響による誤検知が影響したいたものと推測しておりますが、検知アルゴリズムの修正とカメラを含めた別センサの採用により、改善を検討しております。
今回は収穫時期がほぼ終了する秋口の設置でしたが、次年度は収穫時期となる初夏からの設置で効果を確認したいと考えております。
ご協力いただきました、山梨県の農業団体・農家のみなさま、ありがとうございました！